Vuurjongen & Watermeisje オンラインゲーム

小学校で容認?の無料オンラインゲーム 
Fireboy and Watergirl で遊んでみたら2019/Sep/09

そろそろチビが言い出すかなあとビクビクしていたのですが・・・
やっぱり先日言われてしまいました。

「ニンテンドースイッチ欲しいなあ・・・」

小学校低学年、ゲームを家に置くのはまだ早い・・・
とはいえ自分達も小さいころファミコンが欲しくて欲しくて、やっと買ってもらった後はゲームが楽しくてたまらなかったことを思い出しつつ。

興味のあることはやってみたらいいんじゃないという思いと、
いやゲームは目に良くないし、中毒性あるし、どうなのか・・・
という思いで葛藤する大人たち。

そんな中、チビはしれっと

「でも学校でもゲームやってるよ」

と。

それ学校の学習用アプリのことでは?と聞いたけど

「学校の勉強の時間内じゃなくて。
休憩時間に交代で Vuurjongen & Watermeisje してる」

とのこと。

オンラインゲームの Vuurjongen & Watermeisje (フールヨンゲン & ワターメイシェス / 英語名 Fireboy and Watergirl) については以前チビが話していたので知っていたのですが、友達の家で遊んだことがあるくらいに思っており・・・
学校でゲームをしているとは思いませんでした。
ちょっとびっくりしたので尋ねてみると

  • Googleでゲーム名を検索して、公式もしくはオランダの子供用のゲームサイトでのみ遊んでいい
  • 子供用ゲームサイトには数々のゲームがあるけれど、今のところ遊んでいいのはこの1種類のみ
  • それぞれ時間を決めて交代で使うこと(クラスにあるPCは2台のみ)

などのルールはあるようです。

自由なのか規制があるのかよくわからない・・・けどやっぱり自由なのか・・・? と混乱しつつ・・・

おそらく特に指導などはしないであろう休憩時間、
子どもたちが自由にPCブラウザを使えてしまうって色々大丈夫・・・?
喧嘩せずにちゃんと交代するのだろうか?
など、疑問は尽きません。

とはいえ、学校で遊ぶのを許可されているゲームとはいかに?
調べてみるとゲームを作っているのはオランダの会社・・・ではなくイスラエルのスタートアップ。
【9/10訂正 :製作元はオランダの制作会社でした】

他にたいした情報は見当たらずだったので、とにかくは遊んでみました。
ちなみに公式サイトだと広告がないのでおすすめです。

Fireboy and Watergirl で遊んでみよう

YouTube上で展開されるこのゲーム。
【9/10訂正 :一部まとめサイト上でYouTubeで動くものの、ゲーム自体はHTML5のようです。】

https://fireboyandwatergirl.games/

炎の男の子、水の女の子、2人をPCのキーで操作します。
キーボード左の「A(左)」「W(ジャンプ)」「D(右)」のキーで女の子を操作、
矢印キーの「←(左)」「↑(ジャンプ)」「→(右)」で男の子を操作します。
1つのキーボードを使って、2人でも、1人でも遊べます。

同じステージ内にいる男の子と女の子、順番はどうであれ両方をゴールまでたどり着かせることでステージをクリアします。

Fireboy and Watergirl
公式サイトのキャプチャ。

男の子は水(青い池)が苦手、
女の子は火(赤い池)が苦手、
また2人とも、緑の池(毒)はダメです。
苦手な池に落ちるとゲームオーバー。

ジャンプ操作に慣れないとあっさり落ちます。
音が苦しそうでなんともやりきれない気持ちになります。。。

膨大なステージ数を有するこのシリーズ、ステージをクリアする毎に難易度が上がるのですが・・・
すぐに池に落ちる自分は難しい画面にお目にかかることができませんでした。。。

それにしても、このゲーム・・・操作パターンは単純なのですが、なるほど良く出来ていて。
男の子と女の子の進めるルートはもちろん異なるのですが、どちらかが先に行って「リフトを上げる」「扉を開ける」「道を作る」など相手を助けなければ先に行けません。
2つのキャラクターをうまく協業させないとクリアできないのです。

ステージの全体像を把握して、それぞれのキャラクターが行けるルートと最適な順番を考えながら進むので・・・
2人でプレイする場合はお互い試行錯誤、アドバイス、ときには口論?しつつわらわらと遊ぶ姿が目に浮かびます。
うまくいかないときもあるだろうけど、ゴールに友達と到達するのはさぞ楽しいだろうなとも想像しつつ。

画面から最適解を読み解くパズル性と
助け合うことでクリアする、協業の要素。

小学校など(大人になっても?)つい反発しがちな「男子」と「女子」をすんなりキャラクターに落とし込んでいるところもなるほどなあと思うのは穿ち過ぎかもしれませんが・・・

確かに、面白いし教育的とも言えるかも。

オランダの学校は本当にそれぞれ教育方針も教材も、学校によって全く異なるので、「学校で休み時間にPCでオンラインゲームをしてもよい」ということが一般的なのかどうかはわからないのですが・・・

いろいろ意見はあるだろうけど。
それでもチビの学校の裁量にて許可されているのは、ちゃんと理由があるのだなと。
遊んでみて妙に納得したのでありました。

そう、ゲーム・・・一概に悪いものとは言えません。
目によくないとか、熱中しすぎないかとか、心配もあるとはいえ、
瞬発力や推理力、色々養われるものもあるよな・・・と。

うーん・・・スイッチかあ・・・
ちょっと考えてもいいような気もしてきて価格を調べてみたら

本体だけで日本円にして4万円弱・・・


無理。


経済的理由によりあっさり却下となりました。

すまぬチビ。
ものごとには理由があるのだよ・・・
いろいろな理由を見極めながら強く生きるのだ・・・

2019/Sep/09
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